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黄金井健夫先生は、2015年4月現在、東洋学園大学教授、(財)日本LL教育センター評議員、全国LL英語教室講師の指導者でいらっしゃいます。


なぜ、どうやって英語を学んだらよいのでしょうか?

2012.03.19~LLシホヤ新井教室生徒に配布の「STEP WORLD TIMES #72」ご紹介

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20120319 SW Times72黄金井健夫先生記事PDF.pdf
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英語の学び方で最も大切なことは?

What is the most important thing in our learning English?

 

■いよいよ、ヨッシーの先生、黄金井健夫教授の記事(STEP WORLD TIMES #72:2012年3月19日(月)~LLシホヤ新井教室生徒さん宛てに配布)をLLシホヤ新井教室生徒さん、親御様、M-PEC会員様、このブログの読者諸氏にご紹介いたします。

At last, let me introduce Yoshy’s respected instructor, Prof. Koganei’s article to LL students + their family of LL Shihoya Arai School, the members of Myoko Powerful English Club (M-PEC) and friendly readers of this BLOG.

 

■「私達はなぜ言葉を話すのか?」お考えになったことは?

Have you ever thought “why we are speaking a language”?

■先生のお答は、「相手との言葉のやり取り:コミュニケーションにより、自分は生きているということを確認できるから」。

His answer is that “because we can confirm that we are ALIVE through mutual communication”.

 

■「『4技能:(聞き→話し→読み→書く)』 と『知識』の習得だけが言葉の学習ではない」とも…。

And he adds “‘the Four Skills (the commands of listening, speaking, reading and writing)’ and ‘knowledge’ are not enough to learn a language”.

 

■「『相手を受け容れる態度』を育成すること」が根本になければ、従来型受験英語学習になると言っておられます。

He continues “if there were not the power of bringing up the basis of ‘the attitude of receiving others’ heart or thought’ in it, the way of learning a language written above would be still an old-fashioned Exam-English”.

 

■ここまで読むと、小さくなっている地球、戦争をなくすためにも、「誰であれ受容できる態度」が求められているとヨッシーは思わざるをえません。

After finishing reading this place of his article, Yoshy can’t help thinking … Our world has becoming smaller and smaller. Yes! Everyone has been asked “another command of accepting others”.

 

■「汝(なんじ)の隣人を愛せ。されど垣根を壊すことなかれ」と言われてから、2,000年以上経っています!

“Love your neighbor; yet pull not down your hedge.”, which has been vividly alive for over 2,000 years!

 

■ヨッシーがLLシホヤ新井教室の生徒たちやMyoko Powerful English Club (M-PEC)の皆様によく申し上げている言葉…

There are some key words Yoshy has sometimes told to the students of LL Shihoya Arai School and the members of Myoko Powerful English Club (M-PEC) next.

 

■「偶々(たまたま)英語を、で」、「英語という器に何を入れますか?」等に発展してゆく珠玉のお言葉がこの記事に分かりやすく書かれています。

“English by chance”, “What is what you’d like to put into the vessel of English?” Prof. Koganei’s idea is automatically spreading toward Yoshy’s one; thank you, sir. He wrote such precious principal by easy Japanese.

 


小金井先生の「LL講師研修」


第22回、LL Summer Schoolへの激励文

「なぜ,英語なの?」by 黄金井健夫先生

 

1996年8月17日(土)~18日(日):#22 LL Summer School への激励文

ご執筆当時は、明治学院大学教授、2012年3月20日現在は、東洋学園大学教授、現在も全国LL講師の先生

 

 私たちはなぜ英語を学んでいるのでしょう。受験のため?学校の成績を上げるため?外国に行きたいから? でも,私たちが英語を学んでいるのは,本当はそれが「ことば」であるからではないでしょうか?私たちは今,日本語を話しています。もし,日本語を話せ(さ)なかったら,どんな気持ちになるでしょう。毎日の生活はどんなものになるでしょう。「ことば」は自分の意志,思い,考えを他の人に伝え,他の人の意志,思い,考えを理解するためのものです。「ことば」の学習は「生きて行くこと」,「人間を理解する」,「自分を発見する」学習ではないでしょうか。

 

 日本人は日本語という「ことば」が話せれば充分です。しかし,人などの往来ばかりでなく,衛星放送,インターネット等,世界が益々小さくなった現在,世界中の人との交流が日常茶飯事になってきています。その時使用される言葉は英語が主流になっています。

 

 英語は学習するだけでは意味がありません。実際に使ってみること,いろいろな人と話をすること,それが大切です。そしてそれが英語を学んでいる目的でもあるのです。この「LLサマースクール」では,学校や地域活動ではなかなか経験できない様々な経験を与えてくれるでしょう。いろいろな膚の色をした人,いろいろな英語を話す人,そんな人々との交流はこれから好むと好まざるとに関わらず国際社会に生きて行かなければならない子供たちの物の見方,考え方等に大きな影響を与えることでしょう。

 

 「正しい英語を話さなければいけない。」そんな考えは捨てましょう。まず,お互いが通じ合うことが大事です。正しい英語はその次の段階です。異なった言語を話す者同士が,お互いに通じ,理解し合えた喜び,そんな経験を子供たちにしてもらいたいと私も遠藤先生も願っています。「なぜ英語を学ぶのか」の答えを,子供たちはきっと発見するでしょう。